中国最大の検索ポータル企業であるバイドゥの副社長が娘の個人情報流布の論争について謝罪した。

17日、バイドゥのシェ・グァンジュン副社長はウェイボーを通じて「13歳の娘がオンラインで他の利用者と口論をし、感情をコントロールできないまま海外のソーシャルメディアアカウントを通じて他人の個人情報を流布した」と明らかにした。彼は「父親としてプライバシー保護の重要性を正しく教えられなかった」とし、「深く罪悪感を感じ、被害を受けた人たちに厳粛に謝罪する」と伝えた。

今回の論争は、ある妊婦がウェーボにグループアイヴ(IVE)のメンバー、チャン・ウォンヨンを誹謗中傷する文章をアップしたことが発端となった。その後、ある女性が当該書き込みを含む約100人の個人情報を無断で配布し、サイバー攻撃を仕掛けた。論争が広がると、ネットユーザーは、当該拡散者がバイドゥー副社長の娘であることを明らかにした。

中国刑法によると、個人情報を無断で提供したり、販売する場合、最大3年以下の懲役または罰金刑に処せられる。また、オンライン上で他人を公に侮辱した場合、最低5日以下の懲役または500元(約10万ウォン)以下の罰金が科せられる可能性があります。

一方、今回の事件をきっかけに、中国のネチズンたちは、バイドゥデータベースのセキュリティの脆弱性を指摘し、個人情報保護に対する懸念を提起している。